IPA

上野善道先生のIPA講習会のメモ

2016年9月19日、20日に行われた日本音声学会IPA講習会(場所:日本女子大学、講師上野(うわの)善道先生)に参加したときの記録です。

IPAの音の再生に役に立てば幸いです。

 

上野先生の名言

人間ならどの音もやれば必ず出せる。

口腔図の説明

danmenzu1

よく動く器官の説明

喉頭
のどぼとけの部分のそこに指をあててつばを飲み込むと上にあがってまた元に戻る。空気以外に肺に行かないようになっている。喉頭は練習すれば意図的に動かせるようになる。

口蓋垂
口蓋垂はごはんを食べるときに上にあがるようになっている
そうならないと鼻にごはんが入る
鼻母音のとき使う


よくうごく。筋肉の塊
口を閉じたとき舌は上の口蓋にべったりくっついている

歯について
普通に口を閉じると前歯はかみ合わない。上の歯が前にでる。
これは音声に影響している
それは生理的にそうなっている。

声門
http://bensei.jp/images/nakami/28000nakami.pdf
声門を少し閉じてふるえると有声音がでる。

世界中の言語は肺をつかっている
時々肺以外を使って気流を起こす言語もある

 

IPAの音声記号の発音方法について

 

子音(肺気流)の音声

横の列が調音点、縦の列が調音法

b0129120_0125854

1両唇音(Bilabial)

<破裂音の両唇音>について
破裂音は閉鎖音とも呼ばれる
IPAは破裂の強さや長さはあらわさない
mの時は口蓋垂が下がっているので鼻から息がもれてくる。だから鼻音。
Pやbは発音を長くすることができないが、mは持続できる。だから持続音といわれる。Pやbは瞬間音と言われる。

p b

鼻音の両唇音
mの音をするときは舌の位置は低い。でも舌の位置をnの位置におくとmとnの間の音になる。宮古島にはこのmとnを同時に発する音がある。二重調音。

<無声のma(ma)の音について>

pa ba

ma ma

ma は無声のm 鼻音のp

maの無声化の音はビルマ語に近いものがあるらしい
琉球語にもこの音がある

ʙ

ふるえ音/trill
この文字Bは実は小さい。ʙaと書くとʙはaのサイズになる。
簡単にやるコツは赤ちゃんをあやすときにブルブルブル~ってやるのを思い出す
ほおの筋肉を抜く

<摩擦音の両唇音>
すきま風がふく感じ

ɸ

日本語のɸは摩擦というより接近音にちかい、柔らかい
日本語の「ふぁ」よりもっと強く出すイメージ

β

ɸの有声音
日本語でも多くの人がある環境でこの音を出している。
「ばれる」「あばれる」「あぶない」
「ばれる」の「ば」は破裂音
「あばれる」「あぶない」の「ば」は破裂性がよわくなり、破裂音のbではなく摩擦音のβになる。
このβは母音の間にしかでてこない。
あば(aβa)れる

☆中国人学習者は「あばれる」を「abareru」と言っている。これを摩擦音aβareruにするように気を付けると上手に言えるかもしれない。

2 唇歯音(Labiodental)

下唇をちょっと寄せるだけでいい。そして強く吐くと上唇が跳ね上がる
昔は下唇をかめ、と言われたが、そんな必要はない

ɱ

鼻音の唇歯音
日本人女性のほほえみながらの
「やっぱり」
「がんばります」
は唇歯音になっていることが多い。
「ま」のみが鼻音の、「ぱ、ば」は非鼻音の唇歯音

有声唇歯弾き音
アフリカによくでてくるらしい。
下唇を中に入れて、出すときに歯で弾く

ʋ

有声唇歯接近音

すきまが開いている。摩擦がほとんど生じない程度に接近する。
摩擦音ではない。呼気を弱くして摩擦を弱くする。
唇は横に広げる。下唇をまきこんでだす。日本語だと「わいうえお」に聞こえる。
上野先生は岩手県の出身。上野先生の岩手県方言の「わけえ(若い)」はこのʋ を使う。
富山県でも出現するらしい。

無声の唇歯接近音も可能だがIPAは認めていない。なぜかというと、無声接近音はよほど呼気を調整しないと摩擦音になり、現実的には難しい。

3 歯音(Dental)

t,d

歯裏破裂音
歯裏音(postdental はうらおん)、歯茎音(alveolarはぐきおん)、後部歯茎音(postalveolar)を総称して歯音とよぶ。

大体の日本人は歯茎と歯の境目に舌がつくので歯裏音。歯がなくなるとDentalは発音できなくなるらしい。

r

歯茎ふるえ音
有声と無声がある
力を入れないようにするとよい
歯茎より後ろの位置でやったほうが出しやすい
あーるるるるるあ と「あ」を出してからはじめるといい

日本語は一般的にrで表記する習慣になっているが、本来のIPAだとrはふるえ音になる。普通の日本人にはでてこない。江戸っ子のべらんめえ口調。琉球方言ではけっこうふるえ音のrを出す人もいる。
日本人には「れきし(歴史)」をはじき音でいうと「できし(溺死)」に聞こえることもある。
文法の「れる・られる」の発音は側面音で発音されるとかなり目立つ。

l

側面(接近)・歯茎音
舌の先を固定したまま横から声がでてくる。最後に舌をゆっくり離す。

ɬ, ɮ

歯茎側面摩擦音
日本だと宮古島のあたりにでてくる。

θ

無声歯摩擦音
舌を歯で挟む感じで発音する他に、歯の裏に当てても発音できる。

ð

有声歯摩擦音
舌を歯で挟む感じで発音する。 歯の裏に当てても発音できる。

s

無声歯茎摩擦音

アサ(朝)
サケ(酒)

最近の日本人は全体的に摩擦がよわくなっていてth的になっている人がいる。舌が全体的に前に出てきている。概して女性にその傾向がみられる(気がするらしい)
「あっさり」と促音を入れると比較的Sの音が出やすい。

z

日本人のザはdza(破擦音)になることが多い。zaとdzaが混同している。
dzaは雑音まじりの「ツァ」にも聞こえる。
日本人の”zoo”のzもよくdzで発音されている。
東京のほうは破擦が多い、関西は摩擦が多い。

破擦音の感じ方
「ケンザン」(「ン」ので舌がくっつく。ザが破擦音化しているから)
「ケンサン」(「ン」の音で舌がくっつかない)

四つ仮名について
むかしは「ず」「づ」「じ」「ぢ」が区別されてきた。
今でも高知県高知市のあたりは発音し分けているらしい。
山梨県の奈良田(やや秘境)でも「ず」と「づ」ははっきり区別する(「じ」と「ぢ」は不安定)。
奈良田はここ!https://goo.gl/maps/qtcU9j15KvC2

「富士(じはzi)子」と「藤子(じが鼻音が入る)」の発音が違う
「水」はdu 前鼻音 「みんづ」。高知は~d, 東北は~dz。
「みず」というと東北では「道」になる。

ʃ

(エッシュ )無声後部歯茎摩擦音

ʒ

(エッジュ)有声後部歯茎摩擦音

英語はこの音は摩擦と破擦の区別がはっきりある

破擦 摩擦
tʃ   ʃ
———-
tʒ ʒ

major  pleasure

フランス語起源の英語音は摩擦音で定着

日本語の「シャ」は歯茎硬口蓋摩擦音(ɕ といわれている)。この記号は中国語でよくでてくる。
英語のʃとは違うが、果たしてɕとしてもいいかは疑問。ɕ英語のʃよりも近い。
ɕ 曲がった尾付きのC 無声歯茎硬口蓋摩擦音

英語のʃは唇の使い方(円唇)が日本語と違い、音が低く聞こえる? ship
中国語の「シ」は唇をはる
日本語の「シ」は唇が軽い

ɹ

逆さのR 有声歯或は歯茎接近音

4 そり舌音 (retroflex)

インド人の言語によくきかれるらしい
英語のthをtで、tをʈ で発音する

ʈ

右向き尾付きのT 無声反り舌破裂音

ɖ

右向き尾付きのD 有声反り舌破裂音

宮古島は場所によってそり舌側面摩擦がある。
子音によって母音もひっぱられてかわる

ʂ

右向き尾付きのS 無声反り舌摩擦音

ʐ

右向き尾付きのZ 有声反り舌摩擦音

練習「しゃしん」」を無声反り舌でいっていいわける

5 硬口蓋音 (palatal)

舌先をつかわない。
舌先を上にあげない。舌先を下の歯茎に固定する。

c

小文字のC 無声硬口蓋破裂音
キャ。といいながら舌の位置を硬口蓋にずらす。

ɟ

横棒付き、点無しのJ 有声硬口蓋破裂音
にゃ に にゅ にぇ にょ の鼻音なし。 破裂音。

ɲ

(左側に)左向き尾付きのN 有声硬口蓋鼻音
にゃ に にゅ にぇ にょ の鼻音に近い

ç

セディーユ付きのC 無声硬口蓋摩擦音
日本語の「ひ」

ʝ

曲がった尾付きのJ 有声硬口蓋摩擦音
子どもが駄々をこねて「やだー!」とさけぶと出ることがある。

j

j 有声硬口蓋接近音
東北の山形や福島が接近音よりも摩擦音でヤ行をいうらしい

ʎ

逆さのY 有声硬口蓋側面接近音

「屋根」
「いや」接近音
「あや」「あ」は開いた母音なので、少しもちあがるだけで人間は「や」をいおうとするとわかる
「や」だけいうとしまらない発音
人間は環境にあわせて巧みにさぼる
そうすると自然な発音になる
さぼりすぎるとよっぱらいの発音になる
すべてに力をこめて、はっきり発音するわけではない。
バランスが大事。
「ひゃく」の「ひゃ」はかなりはっきりした摩擦
「ごひゃく」の「ひゃく」はさぼっている?
同じつもりで出している

2日目

6 軟口蓋音 (Velar)

調音点の動きの幅が大きい
「こき(子機)」としても「き」というとかなりPalatalの境界まで来ている。
調音点の移動を記号で書き表すこともある。

k

小文字のK 無声軟口蓋破裂音
「あか」と「いか」だと音がかわる。前の音の影響をうけている。
英語でも長母音とされているものが来るとkの音がかわる。

ɡ

開いた尾のG 有声軟口蓋破裂音
がぎぐげご

ŋ

エング 有声軟口蓋鼻音
いわゆる日本語でいう鼻濁音。地域差がかなりある。
大まかにいうと西日本にはほとんど鼻濁音がない。岡山から西はまずもっていない。
最近は東京のほうでも持つ人が少なくなった。
これを持っている言語はたくさんある。
語頭にはでてこない。「しかし」の意味の「が」がたまに鼻濁音になる。
「あがる」「さがる」「あげる」などに鼻濁音がでる。
「小学校」「中学校」は鼻濁音だが「高等学校」鼻濁音化しない。
語頭に鼻濁音が出る言語もそんなにない。英語も違う。
「おんがく」の「ん」はŋ 「が」もŋ。ただし,日本語では母音を伴うもののみが鼻濁音で、ンは撥音と区別する。

子音の前の母音と子音の後の母音は違う。
CV VC がある言語
母音の前の子音より、母音の後の子音のほうが発音がよく変わる。

x

小文字のX 無声軟口蓋摩擦音
☆「クハー」の音に近い。前で出す。
できるだけ調音点を動かさないようにしてだす。
人を小ばかにしたように笑うとできる「くわっくわっくわっ」

ɣ

ガンマ 有声軟口蓋摩擦音
xの有声音
鼻濁音をもたない人は結構この音を出している
母音間になると破裂音の破裂性が弱くなり摩擦音になる。音素としては同じg。、
学校のように語頭は破裂音が易しい
スペイン語は母音間はきれいな摩擦音になる

ɰ

右足つき逆さのM 有声軟口蓋接近音
「が」って言ってるのか「わ」って言ってるのかよくわからないあたりの音
日本語の「わ」はこれとは少し違う。

ʟ

小型大文字のL 有声軟口蓋側面接近音
実際の言語音で観察したことはない。強いていえば、これの変種を出す人が日本人でいる。
「き」という音声を真ん中を付けた状態で両端だけ離して「ぴ」みたいに発音する人はこれに近い

7 口蓋垂音 (Uvular)

q

小文字のQ 無声口蓋垂破裂音
喉の奥に近づけて調音

ɢ

小型大文字のG 有声口蓋垂破裂音

ɴ

小型大文字のN 有声口蓋垂鼻音
日本語の「本」はこの音に近い

ʀ

小型大文字のR 有声口蓋垂震え音
口の中は濡らしておく
息を口蓋垂の先端のところにだけあてる
口蓋垂をまっすぐに
うがいに似たところもあるが、うがいは口蓋垂を含む全体で
肺からの空気をまっ  すぐぶつける
カラスのカーカーの鳴き声から産出してみるのもよい。
いびきは吐くときではなく吸う時にでるもの
ドイツ語やフランス語にはあった。最近はふるえずに摩擦音になったり、はじき音になったりする。

χ

キー(カイ) 無声口蓋垂摩擦音
Rの音のふるえないもの「ハー」みたいな音

ʁ

上下逆の小型大文字R 有声口蓋垂摩擦音

8 咽頭音 (Pharyngeal)

ħ

横棒付きのH 無声咽頭摩擦音
舌根を飲み込むような気持で喉の奥のところで出す「ハー」?
口蓋垂に力を入れたほうがいい?

ʕ

逆向きの声門閉鎖 有声咽頭摩擦音或は接近音
舌根を飲み込むようにして喉の奥のところで出す「ワー」?
自分の出せる音声のさらに三度くらい低い音をだせ。ちょっとうなり声

9 声門音 (Glottal)

ʔ

声門閉鎖 声門破裂音
ほとんどの日本人はこれをつけて母音を発音している
「ʔ あ」「ʔ あめ」
これは母音単独音をCVにしようとしてつけていると考えられる。
こどもに「これはだめ!」というような時にはおわりにʔ がでる。
語中には入りにくい。

h
小文字のH 無声声門摩擦音
よく日本語の「は行」はこれといわれているがそんなに単純ではない。
「ひ」が違うことはよくいわれている。
「ふ」は両唇摩擦
「は」も典型的なhではなくχになる人が多い
出し方:少しゆっくりめにおだやかに上品な感じで合唱部になった気持ちで「ハー」とだす。
民謡などはあまり気にせずχで出す?

ɦ

上鉤付きのH 有声声門摩擦音

肺気流以外の子音

放出音 ejectives

p、t、kのうちkが一番出やすい
まず息をとめる
のどぼとけを上げる
破裂音<摩擦音で出しにくい
日本語にはない
息をためて放出

入破音 implosives

pa は外破音
それに対して開いていたものが閉じる。それが内破音
入破音はそれとは全く
別。
のどぼとけがあがった状態で口を閉じる
☆ベトナム語の333(bababa)
普通のBを前に促音がある感じでいう
腹這いになったら出るかもしれない
中国の海南島にも入破音がある
アジアにある。ベトナムの入破音はそんなに強くない。

b,d,gの順番で出にくくなる
一時期無声の入破音もIPAは用意したがほとんど出てこないのでなくなった

吸着音

軟口蓋をつかう。
軟口蓋のところで調音する。
舌をつかう。
これをもっている言語はアフリカにしかない。
コイサン
クリックだけで50種類くらいあるらしい

補助記号

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E8%A8%98%E5%8F%B7%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7

中国語、韓国語、琉球方言は有気と無気の対立がある。
日本語には対立がない。
日本人は英語の発音でpenをうまくいえないが、気音をいれることできれいになる可能性がある。

ティッシュを前に出して比べるとよくわかる
無気音の出し方 100メートル走のスタート前の感じ スタンバイ

若いアナウンサーの発音で金メダルか銀メダルか区別がはっきりしない。声帯振動の開始(VOT)が遅い

きしみ音
きしみ音の典型は田中角栄?

舌端的
舌端的はたんをとばす感じ

IPA番号 記号 記号名 音声記述 備考 UCS符号 JIS X 0213
401

ʼ

アポストロフィー 放出音 02BC 1-2-15
402A  ̥ 下丸 無声音 0325 1-11-71
402B  ̊ 上丸 無声音 030A
403  ̬ 下付きの楔 有声音 032C 1-11-72
404 ʰ 上付きのH 帯気音 02B0 1-3-72
405  ̤ 下付きのウムラウト 息もれ声 0324 1-11-82
406  ̰ 下付きのティルデ きしみ声 0330 1-11-83
407  ̼ 下付きの鴎 舌唇音 033C 1-11-84
408  ̪ 下付きのブリッジ 歯音 032A 1-11-90
409  ̺ 逆さ下付きのブリッジ 舌尖音 033A 1-11-91
410  ̻ 下付きの四角 舌端音 033B 1-11-92
411  ̹ 下付きの右半丸 円唇性強 0339 1-11-73
412  ̜ 下付きの左半丸 円唇性弱 031C 1-11-74
413  ̟ 下付きのプラス 前寄り 031F 1-11-75
414  ̠ 下線 後ろ寄り 0320 1-11-76
415  ̈ ウムラウト 中舌寄り 0308 1-11-77
416  ̽ 上付きの十字 中段中舌寄り 033D 1-11-78
417  ̘ 前寄りの記号 舌根前進 0318 1-11-88
418  ̙ 後ろ寄りの記号 舌根後退 0319 1-11-89
419 ˞ 右鉤 R音性 02DE 1-11-81
420 ʷ 上付きのW 円唇化 02B7 1-3-87
421 ʲ 上付きのJ 硬口蓋化 02B2 1-3-74
422 ˠ 上付きのガンマ 軟口蓋化 02E0 1-6-35
423 ˤ 上付き逆向きの声門閉鎖 咽頭化 02E4 1-10-94
424  ̃ 上付きのティルデ 鼻音化 0303 1-11-93
425 上付きのN 鼻腔開放 207F 1-3-78
426 ˡ 上付きのL 側面開放 02E1 1-3-76
427 ̚ 角記号 無開放 031A 1-11-94
428  ̴ 重ね書きのティルデ 軟口蓋化或は咽頭化 0334 1-11-85
429  ̝ (˔) 上寄りの記号 上寄り 031D/02D4 1-11-86
430  ̞ (˕) 下寄りの記号 下寄り 031E/02D5 1-11-87
431  ̩ 音節主音符 音節主音 0329 1-11-79
432  ̯ 下付きの弓形 音節副音 032F 1-11-80
433  ͡ 上部連結線 破擦音或は二重調音 0361 1-11-50
489  ̢ 下付きの右向き鉤 R音性 1989年に419で置換 0322
490 開いた角記号 開放・破裂 非IPA
491 , コンマ 休止(コンマ) 非IPA 002C 1-1-4
492 ʻ 逆向きのアポストロフィー 弱い気音 1979年に廃止 02BB
493  ̇ 上の点 硬口蓋化・中舌化 1979年に廃止 0307
494 ˗ マイナス記号 後ろ寄りの変種 1989年に414或は418を使用とした 02D7 1-1-61
495 ˖ プラス記号 前寄りの変種 1989年に413或は417を使用とした 02D6 1-1-60
496 ʸ 上付きのY 高前舌円唇化・硬口蓋化 非IPA 02B8 1-3-89
497  ̣ 下の点 狭い変種・摩擦音 1989年に429を使用とした 0323
498  ̡ 下付きの左向き鉤 硬口蓋化 1989年に421で置換 0321
499  ̫ 下付きのW 円唇化 1989年に420で置換 032B

母音

ipa_vowel_chart_2005日本語のうはuではないがɯ でもない。
日本語のあは舌が前よりではない。奥より。
でも音韻対立がないのでそのままでもいい。
日本語のえは8母音の中ではeとɛの間。
世界の言語の母音で一番多いのが5母音。日本語は普通。

母音のリンク
http://www.coelang.tufs.ac.jp/ipa/vowel_map.php#